小児神経疾患の病态教学材料.ppt

小児神経疾患の病態
及び庚復（リハ）目標選択の視点と限界苦手な面（機能障害）の改善⇒諦めない発達評価（遠城寺式・乳幼児分析的発達表）リハにおける五者の役割人の発達とは、遺伝的制約のある個体と環境との継時的な相互交渉を通して、様々な機能や構造が分化、多様化し、さらに統合されて、個体としてより有能な存在になっていくことである。
「より有能な存在」とは、環境下において自らの欲求や与えられた課題を素早く、確実に達成できることである。かつ達成するための方法を豊富に有していることである。

「課題遂行能力の向上」と
「環境への適応能力の拡大」①状態像の把握
確定診断ではない
→状態の病態を説明できない
→予後予測はできない
確定診断のための手掛かりを与えてくれる
②発達の全体像を提示
最も発達している領域、遅れている領域
③発達経過を全体像として見られる
発達評価（遠城寺式・乳幼児分析的発達表）発達評価（遠城寺式・乳幼児分析的発達表）発達評価（遠城寺式・乳幼児分析的発達表）運動発達の解釈姿勢・運動の測定法特有な姿勢・運動の解釈姿勢・運動の解釈異常運動所見（６ヶ月児）脳性麻痺の運動障害の見方脳性麻痺の運動障害の特徴リハビリテ－ション開始リハビリテ－ションにおける二次障害万能薬はないわが子が「脳性麻痺で運動障害が残る」と
告げられると

どの国の親も「歩けますか」と同じ質問をする

歩けるか否かは親にとって常に大きな関心事

それ故に、脳性麻痺の歩行の可否
についての研究は多い脳性麻痺児の歩行獲得の臨界期脳性麻痺の歩行の予後予測脳性麻痺の歩行機能の予測脳性麻痺の歩行獲得への訓練の効果総数:314名
年齢:8-15歳
(平均：9歳、1999、2000年の時点）
麻痺のタイプ:
痙性両麻痺～四肢麻痺
片麻痺は除外
運動機能:
座位以上
知的障害・痙攣の有無は問わない6施設の理学療法による介入独歩可能な児141名
独歩開始月齢の範囲15－104ヶ月
各施設での独歩開始の平均月齢
38－47ヶ月

5歳代での独歩開始例12名
6歳7名
7歳3名
8歳5名
移動運動の結果粗大運動発達から移動運動の予後を予測
目的変数
歩行不可：杖歩行、独歩ともに不可
杖歩行（屋内）：杖を用いて、屋内を自由に移動可能
独歩（屋内）：立位で移動でき，立ち止まれ，方向転換可能

説明変数
手放し座位：手離しで20～30秒座位が可能
起座：臥位からみずから座位になれること
バニ－ホッピング：四つ這い位で両上肢、
または両下肢を同時に動かす
交互性四つ這い：四つ這い位で対側上下肢を同時に動かす
つかまり立ち：何かに捕まって立っていることが可能
伝い歩き：何かに捕まって立位での移動が可能独歩粗大運動能力分類システムＧｒｏｓｓＭｏｔｏｒＦｕｎｃｔｉｏｎＣｌａｓｓｉｆｉｃａｔｉｏｎＳｙｓｔｅｍ（ＧＭＦＣＳ）治療・訓練目標の立て方移動屋内杖歩行（屋内）
症例１3639
２4757
３4860
４4860
５4872
６5463
７5862
８5990
９6684
１０7284
１１7898移動手段の確保への一つのステップ「自ら移動する」：「動かしてもらう」

自ら移動することができる

行きたい所へ、行きたい時に
（自己選択・自己決定）

自己体験の拡大・深化
（好奇心・喜び・驚き・恐怖）
脳性麻痺児の日々の活動シンプルテクノロジーの活用「明日のための、今日の我慢・辛抱」のthanks多謝多謝